アマゾンでAWSを借りてEC2を使ってみた。
アカウントの作り方から、インスタンスの起動の仕方までは、公式サイトに動画付きで解説がある。
そのため、ものの15分ほどでインスタンスの起動まで行き着くことができた。
ここでは、EC2にログインする方法。特に、vimのプラグインであるnetrwを使う方法を記載する。
まず、sshの設定でHost名に短い別名を設定し、netrwの機能でscpを使う。
借りているEC2のインスタンスについて
借りたEC2のスペックは無料枠で使えるubuntuにした。
こんな感じ。
-Instance type : micro
-OS : ubuntu 14.04 64 bit
ssh普通にログインする方法
まずは、sshを使って普通にログインする方法。
1.秘密鍵のダウンロード
インスタンスを一番最初に起動するときに、秘密鍵をダウンロードしていると思う。
ダウンロードした秘密鍵のパスを
~/aws/PriKey01.pm
とする。
2.インスタンスのURLの確認
ブラウザでインスタンスのURLを確認する。
URLの確認方法は
AWS Management Consoleホーム -> EC2 -> instances
から、 起動しているインスタンスの左のチェックボックスにチェックを入れ、Descriptionのタブに表示されている”Public DNS”がインスタンスのURLになる。
3.ログインする
ターミナルからsshで起動しているインスタンスにログインする。
インスタンスのOSにubuntuを選択すると、ユーザは”ubuntu”になるので、
ssh -i ~/aws/PriKey01.pem ubuntu@ec2-hogehoge-hogehoge.compute.amazonaws.com
でログインする。
ログインできれば、
Welcome to Ubuntu 14.04 LTS (GNU/Linux 3.13.0-24-generic x86_64)
Documentation: https://help.ubuntu.com/
System information as of Mon May 26 16:28:35 UTC 2014
System load: 0.05 Processes: 66
Usage of /: 11.2% of 7.75GB Users logged in: 0
Memory usage: 16% IP address for eth0: 172.31.22.28
Swap usage: 0%Graph this data and manage this system at:
https://landscape.canonical.com/Get cloud support with Ubuntu Advantage Cloud Guest:
http://www.ubuntu.com/business/services/cloudLast login: Mon May 26 15:12:47 2014 from pkos004-049.kcn.ne.jp
ubuntu@ip-172-31-22-28:~$
みたいな感じに表示されるはず。
sshの設定
sshに別名を設定して、その設定した別名で接続できるようにする。
sshの設定は
~/.ssh/config
に記載する。
1.接続するときの別名を設定
接続先のホスト名が長すぎて、いちいち書いてられないので別名を設定する。
Host ec2-01
Hostname ec2-hogehoge-hogehoge.compute.amazonaws.com
2.ユーザ名を設定する
ログオンするときのユーザ名を設定する。
User ubuntu
3.秘密鍵のパスを設定する
IdentityFile ~/aws/PriKey01.pem
4.パスワード認証を使用しない
EC2は公開鍵方式によるsshアクセスなので、パスワード認証は使用しない。
そこで、下記設定を追加する。
PasswordAuthentication no
5.設定した別名でログオン
ssh -i ~/aws/PriKey01.pem ubuntu@ec2-hogehoge-hogehoge.compute.amazonaws.com
としてログインしていたのが、
ssh ec2-01
でログオンできるようになる。
netrwを使う方法
やっと本題のnetrwを使用する方法。
netrwがサポートしているプロトコルは多数あるけど、その中でssh/scpをサポートしている。
なので、
:e scp://ec2-01//
で、起動しているEC2インスタンスのルートディレクトリを表示できる。