VirtualBoxにubuntu(サーバー版)をインストールして、LAMP構成を作ってみる。
環境は以下
- ホストOS : ubuntu Desktop 14.04
 - ゲストOS : ubuntu server 14.04
 - VirtualBox : 4.3.10
 
やりたいこと
- ホストOS - ssh -> ゲストOS 
ホストOSからゲストOSはSSHで接続できる - ゲストOS <- ssh -> ゲストOS 
ゲストOS同士はSSHで接続できる - ゲストOS -> インターネット 
ゲストOSはインターネットに接続できる - ゲストOS <- インターネット 
インターネットからはゲストOSに接続できない 
接続方法
SSHでホストOSからゲストOSへ接続するには下記2通りがある。
- NAT + ポートフォワーディング
 - ホストオンリーアダプタ
 
今回は、ホストオンリーアダプタを設定し、ゲストOSにIPアドレスを割り振って接続する。
すること
- Virtual Boxへのインストール
 - NATの設定
 - ホストオンリーアダプタの設定
 
Virtual Boxへのインストール
- ダイアログにしたがってインストールをするめる。
 パッケージを選択する。
ubuntuをVirtual Boxにインストールする際にデフォルトでインストールするパッケージの組み合わせを選択できる。
選択できるのは下記の組み合わせ。* OpenSSH sever * DNS server * LAMP server * Mail server * PostgreSQL server * Print server * Samba file server * Tomcat Java server * Virtual Machine host * Manual package selection今回はOpenSSH sever、とLAMP serverを選んだ。(これを選ぶとopenssh-serverとLAMP構成に必要なパッケージ(apacheとかMySQLとかPHPとか)やがインストールされるっぽい)
- MySQLのrootパスワードの設定 
rootパスワードを設定する
ss-01-01.png シェルの言語を設定する
また、インストール時に日本語で設定していてもフォントが入っていないせいか、コマンドを実行した時に文字化けしてしまう。ss-01-02.png なので、ログインシェル(bash)の言語の設定を英語に変えておく。 ```bash $ echo export LANG=en_US >> .bashrc ``` 書き換えたら無事、文字化けが解消。 ss-01-03.png
NATの設定
- VirtualBoxのVMの設定からネットワーク-> アダプタ1 割り当て:NATを選択 -> [OK] 
ss-02-01.png - VMを起動
 - eth0にIPアドレスが割り当てられることを確認 
bash
$ ip addr
 - ゲストOS -> インターネットの接続確認 
bash
$ ping google.com
 
ホストオンリーアダプタの設定
- VMを停止する
 - VirtualBox の[ファイル] -> [環境設定] でVirtualBox の設定を開く 
ss-02-02-01.png - [ネットワーク] -> [ホストオンリーネットワーク] のタブを開き、ホストオンリーネットワークを追加する。 
ss-02-02-02.png
vboxnet0が追加される - VirtualBoxのVMの設定からネットワーク-> アダプタ2 -> [ネットワークアダプタを有効]にチェック -> [割り当て] に[ホストオンリーアダプタ] を追加する。 
ss-02-02-03.png - VMの起動
 eth1にIPを割り振る
- /etc/network/interfaceを編集する 
$ sudo su - # vi /etc/network/interface 
/etc/network/interfaceに下記を追記する
auto eth1 iface eth1 inet static address 192.168.56.103 netmask 255.255.255.0eth1を再起動する
# ifdown eth1 # ifup eth1eth1の設定を確認する
$ ip addr
- /etc/network/interfaceを編集する 
 - ゲストOSにSSHで接続 
- ホストOSからSSHで接続する 
bash
$ ssh test01@192.168.56.103
 
 - ホストOSからSSHで接続する